2025.11.05
株式会社シェアダイン(本社:東京都港区、代表取締役:飯田 陽狩、以下「シェアダイン」)は、株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション(本社:広島県広島市、代表取締役:田部井 智行、以下「瀬戸内ブランドコーポレーション」)と、瀬戸内エリアにおける観光・飲食業の活性化を目的としてパートナーシップ契約を締結いたしました。
本連携により、瀬戸内ブランドコーポレーションが持つ観光・飲食事業者ネットワークに対し、シェアダインが運営する料理人と飲食事業者をつなぐ統合プラットフォーム「CHEFLINK(シェフリンク)」の導入により、地域の人材不足解消と観光・飲食産業の持続的発展を目指します。
観光需要の回復とともに、地方の観光・飲食業界では繁忙期・観光シーズンにおける即戦力人材の確保が大きな課題となっています。一方料理人側からは、地域を越えた新しい働き方や地元食材・食文化に触れる機会を求める声も高まっています。
「CHEFLINK(シェフリンク)」は、登録シェフ3万人*を超える料理人ネットワークを基盤に、ホテル・旅館・レストランなど多様な業態の人材ニーズに対応するプラットフォームです。スポット勤務から長期雇用まで柔軟に対応し、料理人と事業者双方にとって新しい選択肢を提供しています。
瀬戸内ブランドコーポレーションは、せとうち7県(広島・愛媛・山口・岡山・兵庫・香川・徳島)における観光・飲食事業者とのネットワークと、観光コンテンツの開発ノウハウを有しています。今回の提携を通じて、瀬戸内ブランドコーポレーションが携わる観光・飲食事業者に「CHEFLINK(シェフリンク)」を紹介し、導入を推進してまいります。これにより、せとうち地域全体で料理人不足の課題に取り組む体制を強化し、地域に根ざした人材確保の仕組みづくりを進めていきます。
*この登録者数は、シェアダインの提供する「CHEFLINK」「SPOT CHEF」「SHAREDINE」を通じて登録いただいた料理人の総数です。
瀬戸内ブランドコーポレーションは、日本の成長戦略の柱である「地方創生」と「観光立国」を瀬戸内地域で実現するため、一般社団法人せとうち観光推進機構と共に、せとうち7県(広島・愛媛・山口・岡山・兵庫・香川・徳島)の行政・金融機関・事業会社が一体となって運営する「せとうちDMO」の一角を担い、瀬戸内地域の観光関連事業者及び自治体に対する経営支援や事業支援、ならびに「せとうち観光サステナブルファンド」に関する事業を展開しています。
「今回の連携により、瀬戸内地域における人材確保の課題解決が一層進むとともに、地域内外の料理人と事業者がつながる新たな仕組みが生まれることを期待しています。瀬戸内の食・観光産業の持続的な発展に寄与する取り組みとして、今後の展開を共に推進してまいりたいと考えています。」(瀬戸内ブランドコーポレーション 担当者コメント)
シェアダインは、地域金融機関との連携を通じて、観光・飲食業界が抱える構造的な人手不足の解消に取り組んでいます。2024年には静岡銀行との連携を開始し、地域の事業者への料理人の人材支援を行ってまいりました。今後は他の地域金融機関や観光事業支援機関とも連携を拡大し、各地域の特性に応じたモデルの構築を進めてまいります。
地域の観光・飲食業における人材課題の解決に向けて、地方銀行・信用金庫など地域金融機関の皆様との協働を広く募集しています。ご関心をお持ちの方は、ぜひ下記までお問い合わせください。
お問い合わせ先:
https://sharedine.co.jp/contact/